ゴルフ会員権相場はどの位上昇しているのでしょうか?
ラウンドしやすい気候になりまして、皆さんのプレー頻度は増えましたでしょうか?私は寒いのが苦手なのでこの時期に寝だめではなくラウンドだめをしておこうと思っています。
さて表題にも記載しましたがゴルフ会員権の価格は値上がりしてきているのでしょうか。平成30年9月29日の日経新聞朝刊にゴルフ会員権値上がりの記事が掲載されていました。企業の業績を背景にゴルフ会員権の法人需要が高まり、それが名門コースなどの会員権価格に反映し相場が上がってきているとの内容でした。実際にどれ位価格が上がってきているのかを平成29年9月末と平成30年9月末の会員権相場を調べてみました。
まず、弊社綜合ゴルフサービスも加盟している関東ゴルフ会員権取引業協同組合が発表していている指標ですと平成29年9月末の指定銘柄約150コースの平均相場は177万円で平成30年末のそれは186万円と約5%・9万円値上がりしています。指定銘柄の中で東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城の200万円を超える会員権価格26コースの平均値を調べましたら平成29年9月末で約645万円、平成30年9月末は約695万円で約8%・50万円の値上がりをしていました。ものすごく値上がりしている訳ではないですが、高い価格帯のゴルフ会員権が上がり全体的な平均価格を引っ張り上げている感じです。ちなみに内訳は会員価格が10%以上値上がりしているコースが11コース、逆に10%以上値下がりしているコースが6コース、上下幅が10%以下なのが9コースでした。
26コースの中で上下幅が目立ったのが我孫子GC(千葉県)400万円→825万円、厚木国際CC(神奈川県)600万円→775万円、相模原GC(神奈川県)520万円→300万円です。我孫子GCは相場が下がりすぎたので、この金額まで戻してきている感じです。厚木国際CCは売り物が中々出てこなく、常に買い希望が多いのでじわじわと上がってきました。相模原GCは名義書換料300万円、入会預託金800円と会員権代金のほかに1,100万円かかるので、その点が下落の要因かと思います。この後も定期的にゴルフ会員権相場の動向をアップしていきますので、売買のご参考になれば幸いです。