入会預託金が必要なゴルフ場について!
昨日のゴルフニュースで松山英樹選手のリオ・オリンピック出場辞退が発表されました。かねてからジカ熱や治安状況を心配する発言があったので、止む得ないかと思います。オリンピックには出場しませんが全英オープン、全米プロと2つのメジャーがありますのでこちらの大会での活躍期待したいです。
さて、話しはかわりますがゴルフ会員権を購入してメンバーになる時に、名義書換料の他に「入会預託金」や「名変預託金」といった名称のものが必要なゴルフ場があります。この「入会預託金」はどういった類のものなのでしょうか? 入会預託金は「預託金」とは違い、入会時に預ける金額のことです。主にクラブハウスのリニューアルやコースの改修などで資金が必要なので新たに制度として作ったり、また比較的歴史の古いコースが開場時より実施しているケースが多いです。
この「入会預託金」は、そのゴルフ場のメンバーを辞めるときに戻ってきます。「辞める時」と書きましたが、退会の申請をすれば直ぐに返金してくれるゴルフ場と、次の入会希望者がゴルフ場へ入会預託金を納めてから退会者へ入会預託金を戻すゴルフ場の2パターンがあります。また、歴史も古くいわゆる名門といわれるコースは入会預託金制度が、著しく相場に悪い影響して及ぼしているというケースは少ないですが、入会預託金制度を実施しているために相場が下がってしまったり、売り希望ばかりのゴルフ場も見受けられます。 そこで、今回は会員権相場に対する入会預託金の割合が高いコースと低いコースを取り上げましたので、参考にしてみてください。
●会員権相場に対する入会預託金の割合(関東エリア)!
【入会預託金の割合が低いコース!】
・大洗ゴルフC(茨城県) 会員権280万円 入会預託金15万円 割合は約6%
・龍ヶ崎カントリーC(茨城県) 会員権260万円 入会預託金30万円 割合は約12%
・大利根カントリーC(茨城県) 会員権650万円 入会預託金100万円 割合は約15%
・我孫子ゴルフC(千葉県) 会員権630万円 入会預託金100万円 割合は約16%
・中山カントリーC(千葉県) 会員権205万円 入会預託金50万円 割合は約23%
・磯子カントリーC(神奈川県) 会員権1,250万円 入会預託金500万円 割合は約40%
・東松山カントリーC(埼玉県) 会員権130万円 入会預託金50万円 割合は約38%
・日高カントリーC(埼玉県) 会員権205万円 入会預託金100万円 割合は約49%
【入会預託金の割合が高いコース!】
・立川国際カントリーC(東京都) 会員権35万円 入会預託金70万円 割合は約200%
・嵐山カントリーC(埼玉県) 会員権50万円 入会預託金100万円 割合は約200%
・横浜カントリーC(神奈川県) 会員権180万円 入会預託金600万円 割合は約333%
・高坂カントリーC(埼玉県) 会員権60万円 入会預託金200万円 割合は約333%
・東我孫子カントリーC(千葉県) 会員権5万円 入会預託金20万円 割合は約400%
・長竹カントリーC(神奈川県) 会員権40万円 入会預託金200万円 割合は約500%
・鎌倉カントリーC(神奈川県) 会員権15万円 入会預託金100万円 割合は約667%
・湘南シーサイドCC(神奈川県) 会員権15万円 入会預託金100万円 割合は約667%
・葉山国際カントリーC(神奈川県) 会員権45万円 入会預託金300万円 割合は約667%
・鎌ヶ谷カントリーC(千葉県) 会員権30万円 入会預託金200万円 割合は約667%
・箱根カントリーC(神奈川県) 会員権90万円 入会預託金800万円 割合は約889%
・相模野カントリーC(神奈川県) 会員権5万円 入会預託金50万円 割合は約1,000%
・青梅ゴルフC(東京都) 会員権15万円 入会預託金200万円 割合は約1,333%
・大相模カントリーC(神奈川県) 会員権1万円 入会預託金100万円 割合は約10,000%
※ここにピックアップしましたのは、会員権相場に対する入会預託金の割合の低いコースと高いコースです。ここに取り上げたゴルフ場の約2倍のコースが入会預託金制度を取り入れています。