南総ＣＣの再生計画案のゴルフ会員権ニュース
2010.06.24
南総ＣＣの再生計画案 否決
ゴルフ特信より
平成２２年１月２２日に東京地裁へ民事再生法の申請を行なったゴールドマン・サックスグループの南総カントリークラブ（千葉県）を経営する株式会社南総カントリークラブの債権者集会が６月２３日に開かれたが、会員多数の反対で再生計画案が否決された。
決議結果は出席債権者数１７４４名の内の58.77％に当たる１０２５名の反対、議決権総額では62.24%の反対で、再生法の可決用件に満たなかった。
会員は同社やゴールドマン・サックス（GS）、スポンサーに事実上内定しているアコーディア・ゴルフの経営・運営に不信感を持ち「南総CCを守る会」を事前に結成しており、計画案に反対する運動を展開していた。
株式会社南総カントリークラブは東京地裁の職権で破産に移行する可能性もあるが、守る会側は同日東京地裁に対して会社更生法の申し立てを行い、更生手続きによって株主会員制にするなど会員主導型の再建を目指している。
尚、GSグループのニュー南総ゴルフ倶楽部を経営する芙蓉土地株式会社の債権者集会も２３日に開かれ賛成多数で可決し、同日認可決定となった。